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[東京 22昼間の場合間 ロイター] 東京株式マーケットで昼間の場合間経平均は3昼間の場合間ぶり反発。堅調な企業決算による欧米株高を浴びて、買いが先行した。無料、円高による業績圧迫心配が引き続き上値を押さえている。
全般的には、きょうから本格化する国内企業決算公表や20カ国?地域(G20)財務相?中央銀行総裁会議を前に、表情見気分も強く薄取り引きだった。業類別では、ノンバンクや不動産、証券など金融株がしっかり。
東証1部騰落数は値上がり1044銘柄に対し値下がり436銘柄、変わらずが180銘柄。東証1部の売買代金は1兆0217億円。
週末を書いてポジション調整の買い戻しで小幅高となったが、取り引きは薄く表情見気分が強い展開だった。マーケットでは「先物に小口買いが引き続いて上昇したが、円が高止まりの状況で上値は買いにくい。G20で為替の安定に向けた合意が形成されるとも期待しにくく見送り気分が強い」(大手証券エクイティ部)との声が出ていた。
欧米マーケットでは、マクドナルド<MCD.N>や損保大手トラベラーズ<TRV.N>、ノキア<NOK1V.HE>などの堅調な決算が好感され主要株価指数が上昇したが、昼間の場合間本では企業決算公表に用心深い見方も多く上値を追う買いは乏しかった。
かざか証券?マーケット調査部長の田部井美彦氏は「大手ハイテク企業などは、新興国需要や書き出したラなどの原価削減効果で円高による悪影響を上期は吸収したが、下期は景気先行きに心もとないがあるほか、前年比でみた原価削減効果も小さくなってくる。さらに円高が進んでいることから影響をどこまで吸収できるかが不透明であり、足元の好業績観測が伝えられても株価の動作が鈍いバックとなっている」と述べている。
2010年9月中間期連結営業利益(米国会計基準)が当初見当を上回ったとの一部報道が好感され昼間の場合間立製作所<6501.T>は前昼間の場合間比10円高の357円と反発した。21昼間の場合間に2011年3月期業績見当を上方修正した三菱製鋼<5632.T>は10.91%高となった。
だが2010年4─9月期の当期利益(米国会計基準)見当を以前から170%引き上げた東芝<6502.T>は1円高の409円止まり。業績上振れの観測報道を素材に20昼間の場合間は前昼間の場合間比8円高の417円と上昇したが、21昼間の場合間は続落しており、きょうの終値は報道前の株価と変わらずのレべルとなっている。業績上振れ観測に対するポジティブな動作が長続きしないのが近頃の相場のめりはりだ。
安川電機<6506.T>は2011年3月期の業績視界について、連結営業利益を以前見当の80億円から125億円(前年実績60億4900万円の赤字)に上方修正したことが好感され18昼間の場合間、19昼間の場合間と続伸したが、その後は3昼間の場合間続落。上方修正公表前よりも株価レべルを下げている。
JFEホールディングス<5411.T>は前昼間の場合間比22円安の2580円で引けた。2010年4―9月連結経常損益が1049億円の黒字に転換したと公表し一場合プラス圏に浮上したが、引けにかけて売りに押された。
(ロイター昼間の場合間本語ニュース 伊賀 大記記者)
昼間の場合間経平均 昼間の場合間経平均先物12月限
終値 9426.71 (+50.23) 終値 9430(+60)
寄り付き 9404.09 寄り付き 9410
安値/高値 9390.14─9457.62 安値/高値 9390─9460
出来高(万株) 149384 出来高(単位) 27975
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