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ウォークマン、ｉＰｏｄ超えへ ソニー初の悲願 ８月国内販売
持ち運び音楽プレーヤーの８月の国内販売台数で、ソニーのウォークマンが米アップル社の「ｉＰｏｄ（アイポッド）」を抜く視界であることが２９昼間の場合間、マーケット調査会社の調べで分かった。持ち運び音楽プレーヤーマーケットは平成１３年の投入以来、アイポッドの独壇場だったが、後塵（こうじん）を拝してきたウォークマンが初入れ「悲願」の第一面を奪う。
［フォト］スピーカー付きが人気、ソニー「ウォークマン」
マーケット関係者は、「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などのスマートフォン（高機能持ち運び電話）の登場で持ち運び電話で音楽を聴く層が増え、アイポッドの伸びが鈍化する一方で、音楽専用端末として音質を売りにするウォークマンの人気が高まっていると分析する。
マーケット調査会社のＢＣＮによると、８月の持ち運び音楽プレーヤー国内マーケットは第１週にウォークマンが４６?７％を記録し、アイポッドの４５?７％を上回って首位に立った。第３週は４７?４％とさらにマーケットシェアを上げ、「この流れが許す」（道越一郎アナ書き出した）視界。
アイポッドは、一場合はシェアが８０％に迫る「独り勝ち」のコンディションだった。これに対し、ソニーは１０年に投入したデジタル用「ウォークマン」が、ソニーの単独規格にしか対応しないなど、低迷した。
しかし、ウォークマンは１６年以降、制御性を良くしたうえ、ネット接続など多機能化を進めるアイポッドとは異なる「音楽専用プレーヤー」に特化した販売戦略を取り、徐々に支持を回復してきた。
歌に合発言させて歌詞が確認でき、スピーカーがセットのものもある現行の「Ｓシリーズ」モデルは、同じ容量のアイポッドに比べて１万円前後安いこともあって中高生に人気。２１年８月には、１週間だけアイポッド超えを果たした。
高機能持ち運び電話に負けじと、持ち運び音楽プレーヤーマーケットは前年比１割目と鼻の先引き伸ばしており、「純粋に音楽だけを工ンジョイする層を開拓できている」とソニーは自信を深める。無料、アップルは毎年９月にアイポッド新気品物を投入している。「新製気品待ちの買い控え」（道越アナ書き出した）との観測もあり、勝負は予断を許さない。
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